関西ペイント子会社の関西ペイントブラーノなど3社は、賃貸住宅の現状回復工事で、壁紙を剥がさずに上から塗装する「クロスカラーリングサービス」の提供を開始しました。一般的な壁紙の張り替えと比較して、施工にかかる時間を半減し、費用も最大で半分に抑えられます。
昔から、壁紙用の塗料はありましたが今回の背景には、壁紙を張り替えする際に必要になってしまった、アスベスト含有調査が要らないことが挙げられます。
さらにCO2排出量を約99%削減することができるそうです。
但し、壁紙自体にある色の濃淡、光沢による模様が塗装では出せないため、やはり賃貸住宅用の施工方法だなと思います。
結局、壁に穴が開いていたり、壁紙が剥がれている箇所があると塗装だけでは誤魔化せない部分もあるので、状態が綺麗でないと採用はできないです。