東京都多摩市にて、擁壁の打ちっぱなしコンクリートを「打ちっぱなしコンクリート風」に塗装をさせて頂きました。
今回は普段から行っている大規模修繕工事ではなく、細かい工事の御紹介です。
ジャンカが多かったこと、孕みが発生したことから補修工事依頼を頂きました。
まずは、凹凸のある下地を全て拾っていきます。
そうなると、このようにほぼ全体的に拾うようになります(^_^;)
下地を拾い終えたら、平滑にする作業です。
こうなると元の打ちっぱなしコンクリート部分は、ほとんど見えなくなってしまいます。
密着性を高めるシーラーを塗布した後にベースとなる色を塗っていきます。
そうすると味気のない単色グレーの壁になりました。
ここからがプロの腕の見せ所です。
海綿などを用いて、4色以上の色を塗り重ねていくことで、打継目地の色や模様を作っていきます。
海綿やスプレーガン、刷毛など様々な道具を使用して行う、「エージング」と言われる作業の一種になります。
弊社では、長らく東京ディズニーリゾートで特殊造形をしていたメンバーがいる為、もはや塗装屋さんというより美術屋さんです(^^)
一般の方が見ても全く分からない塗装した「打ちっぱなしコンクリート」の完成です!!