埼玉県三郷市にて、大規模修繕工事中に足場を使用した窃盗事件が発生しました。
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20240625/1000105819.html
以前にもタワーマンションで同様の事件が発生しています。
これらを防止する為には、センサー付きの防犯システムを導入し、24時間対応の警備会社とタイアップするなどがあります。
但し、非常にコストが高いため、一般的な大規模修繕工事では採用されることが少ないのも事実です。
それらのシステムを付けなくても、一定の防犯性を高める方法はあります。
弊社でもシステムを導入できない場合には以下の対応をしています。
➀1Fの足場に金網を設置し、侵入できないようにする
②足場の出入り部分に門扉と南京錠を取付し、内側に入れないようにする
③人感センサー付きライトを各所に設置し、夜間でも光るようにする
④防犯カメラを設置し、③と連携させる
➄「防犯カメラ設置中」の看板シートを数か所に張る
以上の対応ですと、コストも軽微に済みます。今まで自社の工事で今回のような事件が起きたことがないので、一定の効果はあると思われます。
また、他の対策方法として当社が行っているのは「ベランダ面に足場を設置しない」というやり方です。
無足場工法であるロープアクセスと、通常の足場のハイブリッド工法であれば、通路面だけ足場を建てて、犯罪に繋がる可能性がある面はロープアクセスにて施工ができます。
長い視野で考えますと、今後の日本での人口の内訳も多種多様に益々なっていくことが予想されますので、防犯に対する意識も施工会社としても改めて考え直す良い機会だと感じました。
弊社は通常の足場による大規模修繕工事と無足場工法によるロープアクセス工事の両方をメイン事業としていますが、
空室対策、不動産管理、保険、士業の派遣などオーナー様の様々なお困りごとをトータルでサポートをしております。
相談は無料ですので、お悩みがある方は、お気軽にお問い合わせください。